終わらない「志村ロス」いしのようこは思い出話に泣き笑い
志村けんさん(享年70)が、新型コロナによる肺炎で3月に急逝してから半年以上が経つが、いまだに“志村ロス”が続いているようだ。
16年続いた「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)は、園長不在のまま番組が継続していたが、9月末についに終了。10月からは相葉雅紀(37)がMCを務める「I LOVE みんなのどうぶつ園」がスタート。8月22日に「24時間テレビ」(日テレ系)の中で放送されたスペシャルドラマ「誰も知らない志村けん~残してくれた最後のメッセージ~」は22・6%の視聴率を記録した。キー局関係者はこう話す。
「コロナで“お別れの会”なども開催できないままですが、特にTBSとフジテレビは『全員集合』や『バカ殿様』など膨大な数のコントのストックがあるので、一周忌などのタイミングでまた追悼特番が組まれるはずです」
一方、現在、地上波で志村さんの往年のコントが見られる番組は、深夜の「志村友達」(フジテレビ系)だけ。毎回、ゆかりのあるゲストが登場し、コントの映像を見ながら、MCの大悟(40)や柴田英嗣(45)と共に思い出話に花を咲かせる内容だ。
ゲストはすでに、ダチョウ倶楽部や研ナオコ、吉幾三、八代亜紀といった面々が登場しているが、10月27日、11月3日深夜の放送では「だいじょうぶだぁ」(1987~93年)の“盟友”いしのようこ(52)が出演した。
いしのは当時、収録後に食事に誘われても行かずに帰っていたと言い「当時、(収録の)終わりは2、3時が当たり前だったので、それから飲みに行こうなんて『ふざけんな』と思っていた」といささか涙目になりながら笑顔で語った。さる芸能関係者はこう話す。
「当時、志村さんといしのさんが交際していたことは公然の秘密でした(笑い)。しかし別れた後もいしのさんは、志村さんの舞台にゲスト出演したり、志村さんと雑誌で対談したり、月日が流れても、いい関係を続けてきたんです」