渡部建の謝罪会見 原田龍二や円楽に学ぶべき“潔さと愛嬌”
「一億総スカン」を食らって大炎上となった、アンジャッシュ渡部建の「多目的トイレ不倫」謝罪会見。主体性がなく、どこか他人事の空気が漂う会見に、ネットでも嫌悪感をあらわにするコメントがあふれかえった。
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復帰への道筋をつけたかったのだとすれば逆効果となった渡部の会見だが、炎上の教訓としては見るものもあった。同様にお手軽な逢瀬のしかたが非難の対象となった「老いらくのラブホ不倫」の三遊亭円楽(2016年、当時66歳)、昨年の「4WD10分間不倫」の原田龍二(当時48歳)の会見と比べると、何が嫌われたのかが見えてくる。ポイントは「潔さ」と「愛嬌」だ。
潔さは、原田の会見で随所に見られたものだ。そもそも、会見直前に司会を務める情報番組で、自分の不倫を報じる記事を自ら紹介し、共演者にいじられていたというのだから肝が据わっている。参加者、質問ともに一切NGなし、質問がなくなるまではいつまででもOKとしたのも、本気度が伝わってくる。
不倫相手に「裸の写真を送ってくれ」と頼んだのは事実か、と問われて「しました」と即答。「(性欲が)強い?」という意地の悪い質問へは「強いです」と答え、「我慢しなければいけない」と神妙な面持ちで言われては、「若い頃はヤンチャで鳴らし、年をとってもあれだけイケメンなんだから」と、ネットの論調もトーンダウンするしかない。