元「笑点」林家こん平さん死去…本紙に語っていた闘病秘話
長寿番組「笑点」(日本テレビ)の初代メンバーだった落語家の林家こん平(本名・笠井光男)さんが17日午後2時2分、誤嚥性肺炎のため都内の自宅で死去していたことが分かった。77歳だった。葬儀は近親者で行ったという。
こん平さんは1943年、新潟県生まれ。中学卒業と同時に初代・林家三平に師事し、20歳の若さで二つ目、29歳で真打ちに昇進した。
1966年の初回放送から「笑点」に出演。2005年に「多発性硬化症」と診断されたことを公表し、翌2006年に番組を降板。2010年に多発性硬化症の闘病をつづった「チャランポラン闘病記」(講談社)を出版した。
当時の闘病の様子について、こん平さんは日刊ゲンダイ「チャランポラン闘病記」(2014年4月3日付)のインタビューでこう話していた。