M-1王者マヂカルラブリーは漫才か否か 止まない白熱論争
「M―1グランプリ2020」の覇者「マヂカルラブリー」(野田クリスタル・34/村上・36)のネタが「漫才だったかどうか」についての議論が盛り上がっている。
「マヂカル」が決勝戦で見せた2本のネタは、野田はほとんどしゃべることなく、シュールで極端な動きでボケを連発し、それを村上がツッコむというものだった。SNS上では、「漫才は話芸だから、あれは漫才とは言えない」「『見取り図』のほうが漫才としては面白かった」「あれはコント」という意見から、「滑稽な動きに相方が突っ込むなんてスタイルは、漫才の歴史から見れば異端でも何でもない」という意見まで議論百出。
これに芸人も参戦。サンドウィッチマンの伊達みきお(46)は「センターマイクに向かって舞台袖から出てきて『どうも』と始まれば、それは漫才。漫才の定義なんて、それくらい。漫才と言うのは……みたいな、そんな難しいもんなんか無い。面白ければそれで良し」と自身のブログに投稿。
スピードワゴンの小沢一敬(47)は、「漫才は自由だな。自由はかっこいいな」とツイッターに投稿した。