自叙伝「生き抜く力」出版 たけしさんからの手紙に感激
東京の下町で生まれ育ち、おっちょこちょいな家族や友達のこと。デビューして寝る間もなくしばしば気絶しながらよく働いたこと。バッシングや捏造? かと思うような誤報も量が多く面倒くさいので長年そのままにしておいたけど、ここらで一度、きちんと整理して本当のことを記しておこう、と書き始めたら、なんと私はいろいろな人に出会い、助けられ、支えられてここまで来た、ということに気がついた。大げさでもなく、このまま死んだらどれほど楽だろうという日もあった。その時に力になってくれた人、励ましてくれた人、気がつかせてくれた人、ありがとうございました。
青春真っただ中の「オレたちひょうきん族」時代の忘れていたようなことも思い出し、書きながら懐かしくなって何年かぶりに紳助さんにメールしたら、ちょうどいちご狩りをしている日で、元気そうな写メが送られてきてうれしかった。体を鍛えてカッコよくなっていた。私も頑張ろう。グレート義太夫ちゃんに教えてもらって、たけしさんにも手紙を書いたら、ちゃんと直筆のお返事が来た。一時期は所属事務所も同じで毎日のように顔を合わせていたが、手紙をもらったのは今回が初めてで、何度も読み返しては感激。とても遅ればせながらだが結婚の祝い酒を贈らせていただいたら素晴らしい内祝いの品々とたけしさんが描いた絵のお扇子やカレンダーやらたくさん頂戴してしまい、恐縮。宝物が増えました。時を経てこんなやりとりもくすぐったいがとてもお幸せそうでよかった。