欲しいものを次々と手に入れていく“松田聖子的”な生き方
97年、神田正輝と離婚した翌年には6歳年下の審美歯科医との再婚を発表。30代後半といえばもうオバサン、という概念をひっくり返し“年下男性との結婚もアリ”なのだと、多くの女性たちを勇気づけました。
再婚から2年後、審美歯科医とは離婚してしまいますが、2012年に当時既婚者だった大学教授の歯科医と出会い、聖子さんからアプローチ。彼は離婚し、いわゆる“略奪婚”で聖子さん3回目の結婚を果たします。
■今を生きる女性たちにこそ必要なスタイル
彼女の最もすごい面は、アメリカ人青年との不倫についても、歯科医の略奪婚もほとんど「社会的なバッシング」を受けなかったこと。欲しいものを次々と手に入れていく松田聖子的な生き方は、今を生きる女性たちにこそ必要なスタイルではないかと感じます。
結婚して荒井由実から松任谷由実へと名前を変えたユーミンと、3度結婚してもずっと変わらない松田聖子。“新しい世界を見せてくれる”ユーミンと、“女の子の願望をかなえてくれる”聖子ちゃん。来年還暦を迎える聖子ちゃんは60代をシルバーと言わせない新たな恋の形を見せてくれるのではないでしょうか。