中森明菜も松田聖子も…歌姫と家族を取り巻く複雑な事情

公開日: 更新日:

 中森明菜(52)の実父、明男さん(83)が愛娘への悲痛な思いを打ち明けたのは先日の「女性自身」誌上のことだった――。

「実は明菜のいちばん上の姉に孫が生まれたんですよ。明菜によく似た女の子で、あの子からは大姪に当たります。明菜もそんな年なんですよ。それをあの子に伝えてほしいんです。祝ってあげてほしいと……」

 明男さんが埼玉県内で中華料理店を経営していたことは有名で、ファンを優しくもてなすことで知られていた。

 明菜の兄の結婚式では殺到するマスコミから家族を守ろうと激怒してワイドショーにも登場した。そんな家族と明菜が一切の連絡を絶って22年になるが、明男さんの思いは変わりなく、先日もテレビで明菜の歌う姿を見て涙が止まらなかったという。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏が言う。

「明菜さんが家族と連絡を絶つようになったのは最愛のお母さんががんで亡くなった94年ごろだったと思います。そして代理人を通じて、『中森家から戸籍を抜きたい』と言ってきた。明男さんは歌手活動を再開した明菜さんを今も変わらず応援し続けている。補聴器を使い、よく聞こえない耳で明菜さんの歌を聞かれていました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇