マリエ枕営業騒動 大物が明かした“情を通じた配役”の実態【上半期エンタメベスト】
2021年上半期を振り返ると、多くのスキャンダルが勃発していた。日刊ゲンダイが追いかけた芸能ニュースから、厳選した記事を再掲する。(※年齢・肩書は当時のまま)
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モデルのマリエ(33)が明かした芸能界における枕営業の実態が今も波紋を広げている。「同席していた」と名指しされた出川哲朗(57)は暗闇で突然後ろからバットで殴られた気持ちだろう。それくらい業界には衝撃が走った。見かねた武井壮(47)は自らのユーチューブで「芸能界は全然そんなところじゃないっすよ。すごい健全なところ」とフォローしてみせたが、この説明に納得した人は多くないはずだ。
実際、現場の芸能プロダクション関係者を改めて取材してみても、「仕事を取るために行儀の悪いことをする芸能事務所があったとしても、あまり驚かない」と語る。知名度がさほど高くないタレントが、ドラマの準主役級の仕事や、高視聴率のバラエティ番組のレギュラーの仕事を取るためには、「それなりの代償を払うのが当然」という風潮がこの業界にはあるという。