香川照之は生え抜きの“TBSっ子”? 学生時代にADバイト→役者デビュー→朝の顔に
この秋、TBSの朝が変わった。夏目三久の芸能界引退に伴い、7年半続いた「あさチャン!」が終了。1日から「THE TIME,」がスタートした。
新しい朝の顔となるのはTBSアナウンサーの安住紳一郎と俳優の香川照之。安住が月~木曜、香川が金曜を担当する。
当初から安住の起用は伝えられていたが、ネックとなるのが過重労働問題。土曜は「新・情報7daysニュースキャスター」、日曜はラジオ「安住紳一郎の日曜天国」の生放送があり、月~金の朝を担当すると週7日勤務となってしまう。そのため、金曜は別のアナウンサーで調整するとのことだったが、蓋を開けてみたら白羽の矢が立ったのは香川だったというわけだ。
香川は2013年の大ヒットドラマ「半沢直樹」の大和田常務役で一躍ブレーク。以来、バラエティー番組にも進出。Eテレで趣味の昆虫をテーマにした冠番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」を持つなど活躍の場を広げた。
「TBSと香川は縁があります。香川の母親が女優の浜木綿子というのは有名ですが、その母親の紹介で東京大学在学中にTBS緑山スタジオでADのバイトをしていたとか。以前、『ぴったんこカン・カン』に出演した際には、安住を相手にそんな思い出を語っていました。デビューも1988年、大原麗子主演のTBS系日曜劇場『空き部屋』で香川は物語の鍵を握る青年を好演しました」(テレビウオッチャー)