松平健にのしかかる「マツケンサンバⅡ」の重圧…目玉ナシのNHK紅白を救えるか
大晦日のもう一つの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日スペシャル』(日テレ系)は、今年は休止となったが、昨年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』はコロナ禍ということもあり、外ロケ一切なしの全てスタジオ撮影だった。結果、物足りなさを感じる内容だったが、その救世主となったのも『マツケンサンバⅡ』だった。「軽い気持ちでオファー受けて稽古初日で後悔する」「待ち時間長くて2回昼寝」と、替え歌で爆笑をさらっている。
「ほぼ本音に近いと思いますよ。時代劇と舞台で鍛え抜かれた屈強な身体の持ち主ではありますが、70歳手前。歌って踊ってフルコーラス4分はかなりきつい。紅白の場合は、リハから本番まで3日間に渡って行われます。さらに紅白オリジナルの演出が加えられるとなると、さすがの松平さんでも大変でしょうね」(NHK関係者)
■さだまさし、藤井風の出場も決まったが……
20年近く大舞台で歌って踊り続けてきた大ベテランの松平とはいえ、やはり紅白の舞台は別物。しかも、今年の場合、神田沙也加さん(享年35)が18日に札幌の市内で急逝したことで松田聖子(59)の出場がどうなるか不透明になった期間が1週間もあった。出場する可能性もあると一部報道もあり、ようやく出場辞退という結論が出たのが25日だった。その後も、さだまさし(69)や「令和最大の天才」と言われる藤井風(24)の出場も決まった。
「それでも、やはり目玉は松平さんに変わりません」(NHK関係者)
視聴者の期待は膨らむ一方だが、松平なら見事それに応えることができるはずだ。