NHK紅白の苦悩と呪縛…高齢者を切り、多様性うたい“勝ち負け”つけた中途半端さを識者が指摘

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 しかし「紅白歌合戦」の看板を掲げている限り、今の基本スタイルの呪縛からは逃れられないとして、碓井氏はこう続ける。

「今回は音楽以外のバラエティー的な演出やそうした対決の要素を最小限にとどめて、しっかりした『音楽番組』になっていたことは評価できる。さらには、年に一度、人気アーティストが一堂に会する国内最大級の“超豪華な音楽フェスティバル”にいつ完全に変わるかでしょうね。自分が知らなかった曲を知ることができたり、今年一年の日本の音楽シーンがすべて分かるということは、十分楽しめるはずですから」

 時代に合わせて変容できなければ視聴者にソッポを向かれ、恐竜のように滅びるしかないのが自然の摂理である。

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