「THE W」を制したオダウエダの武器は植田紫帆のハンパない“大声”
第5回女芸人日本一決定戦「THE W」を制したオダウエダ。最終決戦は、わかりやすくて“王道”の天才ピアニスト、“映像視覚効果を駆使”したAマッソ、そして“マニアック”なオダウエダという全く色の違う3組で、採点基準をどこに置くのかが審査員にとって非常に難しい対戦になり、審査結果が物議をかもしました。ですが、彼女たちは自分たちが面白いと思うことを全力で演じた、ただそれだけのことです。
審査は現場で生の舞台を見ている審査員と画面を通して見ている視聴者には埋めようのない「熱量」の差があります。そんな“熱量”が審査員に一番伝わったのがオダウエダだったのかもしれません。勝負は時の運、出番順やその日の出来など全てを含めて、彼女たちに勝利の女神がほほ笑んでくれたのでしょう。
オダウエダの第一印象はとにかく植田さんの声が大きい! それも半端な大きさじゃなかった。いつも授業でネタ前の自己紹介はゆっくり、ハッキリと言うのですが、何度となく練習しているうちに「どうも~◯◯です」が雑になり、何と言ってるのかわからなくなってしまいます。私は審査の時に一発目の自己紹介が聞こえなかったらそこでバツをつけるくらい自己紹介は大事なのです。