桂南光師匠は社保庁問題の火付け役 番組におもねることのない心意気を見習いたい
前回「痛快!エブリデイ」(関西テレビ)の「モーレツ!怒りの相談室」というコーナーで、視聴者から届いた社会保険事務所の怠慢な対応に対する苦情に「ちゃんと答えんのが仕事ちゃうんか! 京都社会保険事務所!」と怒りが爆発した南光師匠。放送後も怒りは収まらず、番組のプロデューサーに「最初は(実名を)言うつもりはありませんでしたけど、コメント聞いてるうちにムカムカしてきて我慢できんで言うてしまいました。けど、おかしいでっせ!社会保険事務所の対応は。何か言うてきよったら私にも言うてください。こんなことで責任とらなあかんねやったら私が辞めますから」と番組におもねることのない姿勢に心を打たれました。
プロデューサーも筋の通った方で「怒って当然だと思います。南光さんには何の責任もありませんので、何かあれば、それは関西テレビの問題ですので」と引き取り、局内でどうなったのかはわかりませんが出演者には何のおとがめもなく終わったのです。昨今の、出演者に責任を押しつけて逃げる、トカゲのシッポ切りのような対応とは全く違うものでした。
■社保庁問題の火付け役に