木村拓哉、二宮和也…春ドラマがジャニーズばかりのナゼ…事務所とTV局の力関係が逆転か
春ドラマはジャニーズ事務所タレントの世代争いとなった。テレビ朝日系「未来への10カウント」の木村拓哉は49歳、TBS系「マイファミリー」の二宮和也は38歳、日本テレビ系「金田一少年の事件簿」の道枝駿佑(なにわ男子)は19歳だ。木村は進学校のボクシング部コーチを嫌々引き受けるボクサー崩れのやさぐれオヤジ、二宮は家庭放ったらかしだったゲーム会社社長、道枝は鋭い推理力を持つ高校生と、それぞれ年相応の主役を演じていて、いずれも各局の今期イチ押しドラマだ。ジャニーズ事務所としては、視聴率ベスト3独占も狙えると皮算用していることだろう。
「事務所は今後のポジションを、キムタクは会社の看板、ニノはテレビドラマ・映画の本格俳優、道枝はライブ活動などアイドル路線と決めて、それに合わせて出演ドラマを選んだっていう感じです。ただ、キムタクはいよいよ存在感が薄くなっています。どんな役をやってもキムタクと言われてきましたが、今回もピザの宅配アルバイトで食いつないでいるのに、住んでる部屋はソファもあってお洒落。ダメオヤジもカッコよく演じなければならないキムタクは、見ていてもうツラいですよ。今回は大コケするかもしれません」(テレビ雑誌編集デスク)