上島竜兵さんのキープボトルは今でも…誰からも愛された優しき「飲んべえ伝説」
飲み代はすべて持ち、大勢が参加し一晩に何十万円になることも。有吉弘行(47)が日テレ系「進め!電波少年」のヒッチハイク企画後、低迷していた頃は10日連続で明け方近くまで飲みに誘い、タクシー代や小遣いまで渡していたという。当時40代。売れっ子で多忙だったが、「明日、早いから」などと言って、中座して帰ることはなかった。
後輩たちが次々と売れて、自分を追い抜いていっても、喜ぶばかりだったようだ。明るく騒ぎ、笑いの絶えない楽しい酒で、上島さんは泣き上戸。「根っからの子分肌」と語り、後輩から慕われた。
「芸能人だけど芸能人ではないみたいな人で、寂しがりやなところがあったと思う。お酒が好きというより、みんなで集まっているのが好きだったんじゃないか」
東京・中野の自宅近くの韓国料理店「オジャンドン」のキム店長はテレビやスポーツ紙などの取材に、そんな印象を語った。芋焼酎をロックで飲み、ホルモン鍋を注文し、店主や店員らと飲むこともあったと振り返る。
■「また今度ゆっくり来るね」