「マイファミリー」も…考察系ドラマで“犯人は内部の人間か身内の流れ”の是非【ネタバレあり】

サンドウィッチマンの富澤たけし（Ｃ）日刊ゲンダイ

　二宮和也（38）主演のTBS日曜劇場「マイファミリー」が12日夜、最終回を迎え、ツイッターではマイファミリー関連のワードが軒並みトレンド入りを果たした。

　次々と重なり展開していく誘拐事件によって、謎が謎を呼び、視聴者たちの考察欲に火をつけた形となったが、最後はやはり“警察内部の人間の犯行”……（以下、ネタバレがあります。ご注意ください）。

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　視聴者の多くが予想した通り、捜査一課長の吉乃栄太郎（富澤たけし）だった。

　ネットでは＜久々にハマったドラマ＞＜みんなとの考察も含めて楽しかった＞と好意的な感想が大半だったが、中には＜犯行動機が不倫とかちょっと拍子抜け＞＜考察を楽しむ系ドラマの犯人の理由って結構毎回こんな感じで「え、そんなこと？」って理由だよね＞と、考察ドラマの弱点を指摘する声も散見された。

■「インビジブル」と「DCU」も……

　マイファミリーは当初は、ひとつの誘拐事件を1クールかけて丁寧に描くと思わせておきながら、次々と他の家族を巻き込み、誘拐事件が重なっていくという予想外の展開が繰り広げられた。