元夫ジョニー・デップから20億円取り立てられる米女優アンバー・ハードってどんな人?

公開日: 更新日:

 いま海外の芸能メディアの関心は、この美女に集中している。そう、ジョニー・デップ(59)とのドロ沼名誉毀損裁判に敗訴した元妻で米女優のアンバー・ハード(36)。

 合計1500万ドル(約20億円)もの巨額の損害賠償支払いを命じられ、やれ自宅売却だの破産だのと騒がれているのだ。

 それにしても、元夫から20億円も取り立てられるアンバーとはどんな女なのか。

 米テキサス州生まれ。高校中退後、ニューヨークに行き、モデルを目指すが、挫折。今度はロスで女優を目指し、2004年に映画デビューした。

 そして20代半ば、映画「ラム・ダイアリー」(12年)で共演したことをきっかけにジョニー・デップと交際を始めるのだが、なんと彼女、バイセクシュアルを公表。さらにドビルパン元仏首相(68)の娘でモデルのマリー・ドビルパン(36)と交際を始め、ジョニー・デップとの交際は破局! と思いきや、その後、ジョニー・デップと復縁して14年1月に婚約、15年2月に結婚。世界を驚かせた。

 ところが、翌16年5月には、ジョニーのDVなどを理由に離婚申請。8月に示談が成立したものの、「和解金の支払い」や「DVや性的暴行の告発」をめぐる争いがドロ沼化し、お互いが名誉毀損で訴える最悪の法廷闘争となっていたのだ。

あの世界一の大富豪も元カレ

 じゃあ、完全に「イカれた女」なのかというと、そうでもなく、その間、アンバーはテスラ創業者の大富豪イーロン・マスク氏(50)と交際をスタートさせ、「ハリウッドの大スターの次は大富豪か!」と、また世界を驚かせたものだ。しかし、マスク氏との交際も17年8月には破局した。

 今回の裁判では、アンバーの数々のウソが暴かれ、専門家からは演技性パーソナリティー障害(HPD)と診断された。「演劇的な行動で、自分に過剰な注目を引こうとする障害」だというが、それに大スターも大富豪もコロリとやられてしまったのだろうか。

「ヤバい20億円女優」として脚光を浴びるアンバー。その“演技力”で次はどんな有名人をゲットするのか、「史上最強の大物キラー」から目が離せない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  2. 7

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  3. 8

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した