「マイファミリー」も…考察系ドラマで“犯人は内部の人間か身内の流れ”の是非【ネタバレあり】

公開日: 更新日:

 考察系のドラマはここ数年乱立しているが、こうした“工夫”により、「マイファミリーは新鮮に感じる」という声が多かった。これまでの考察系ドラマと差別化を図ることに成功したと見るべきだろう。

「脚本の良さは大前提ですが、いかにミスリードをし、真犯人以外の出演者に怪しい動きをさせるかという視聴者の考察欲を煽れるかによって作品の盛り上がり方が決まってきます。その点で『マイファミリー』はうまかった。ただ、やはり広げすぎた伏線を回収するのが難しいところが考察系ドラマの課題です。大体真犯人が警察や内部の中にいるというのがお決まりになっていますが、今回のそのパターンになりました」(あるドラマ脚本家)

 現在放送中のドラマ「インビジブル」(TBS系)も、ずっと追っていた真犯人が実は警察内部の身近な人間だったことが明かされ、今年1月期に放送された日曜劇場「DCU」(TBS系)も、犯人は主人公が信頼していた上司だった。考察系ドラマの犯人は圧倒的に内部、身内の人間であることが多い。

■キャスティングからすでにミスリードが始まっている?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議