綾野剛「オールドルーキー」好発進も不安要素 “スポーツ馬鹿”の描き方にリスペクトなさすぎ
■新庄監督を怒らせた企業のアスリートを見下す発言
アスリートを企業が見下す発言といえば、最近プロ野球・日本ハムファイターズの「ビッグボス」こと新庄剛志監督が、スポーツ用品ブランドCERAMIC POWER GEAR(以下、CPG)のインスタグラムのストーリー投稿に対して、反論した件も記憶に新しい。
日本ハムの山田勝彦コーチがベンチ裏で壁を蹴り、骨折したとしてチームを一時離脱しているというニュース記事に対し「こゆことを大のおじさんがするから、野球バカは社会で活躍できないとなる。野球以外で稼げない」(原文ママ)とCPGが投稿した。これについて新庄監督が自身のインスタグラムで同投稿を引用しつつ「僕も野球バカですが~ (メディア出演やスポンサー契約など)野球以外の方が何十倍も稼いでいますが 何か!?」と赤文字でコメントし、話題となった。
「『スポーツに携わっている企業なのに、アスリートに対してのリスペクトが足りない』などと、CPGに対する批判が相次ぎました。もっとも、本来アスリートをリスペクトすべき企業がアスリートを見下している姿勢を描く今作は、そういう意味ではリアルといえるかもしれませんね」(スポーツジャーナリスト)
リアルと違和感の狭間で揺れ動く今作。サッカーファンの心を掴んだまま、熱い展開で最終回まで走り抜けられるか。