テレ東・深夜ドラマ枠で再注目「秋元ブランド」の強さに終わりがないワケ
秋元氏といえば、ご存じの通りAKB48の生みの親。「神7」と呼ばれた前田敦子(31)や大島優子(33)ほか人気メンバーが揃っていた2009年以降は、ミリオンヒットを連発した。ところが、古参メンバーが卒業し、韓国発のガールスユニットやももいろクローバーZといった新規グループが台頭すると、緩やかに下降線。秋元氏が手がけた「AKBの公式ライバル」の乃木坂46が勢力を拡充し、日向坂46、櫻坂46ら“坂道グループ”が幅を利かせると、人気は逆転した。
AKBは現在、本田仁美(20)を中心とした本格的なダンス&ボーカルユニットとなったが、ホールクラスのコンサート会場でも満員にできない。乃木坂からは白石麻衣(29)や西野七瀬(29)が卒業しており、2020年のコロナ禍を境に離れたファンを取り戻せないでいる。
頭痛のタネは、坂道グループ以降の頭打ちだ。デジタル声優アイドルの「22/7」、演劇集団の「劇団4ドル50セント」、バンドスタイルの「ザ・コインロッカーズ」、テレビ朝日と手を組んだ「ラストアイドル」、テレビ東京との「青春高校3年C組」、吉本興業との「吉本坂46」、日本テレビとの男性声優ユニット「ハイスクールチルドレン」などはコロナで行く手を阻まれ、大半が活動を終了した。