上川隆也は“ポスト水谷豊”か…夏ドラマ不調の中で「遺留捜査」抜群の安定感
上川は中央大学在学中に演劇に目覚め、中退して1989年に演劇集団キャラメルボックスに入団。翌年に舞台で初主演し、看板俳優に。
「演劇ファンの間では、当時から品のいい正統派の役者さんとして人気でしたし、そのイメージが今も変わらないというのが、とにかくすごい。そして1995年にNHKドラマ『大地の子』の主演に抜擢されて名前が全国区になってから、もう30年近く経っても正統派のイメージを崩すことがありません。社会派の作品が似合うし、上川さんが出る作品なら安心、見応えがありそうだと思えてしまいます」(前出のエリザベス松本氏)
支持率が高いのも納得か。2009年に19歳年下の元舞台女優と結婚したが、私生活がほぼベールに包まれているというのも強みだ。
「スキャンダルめいた話は耳にしたことがない。番宣などでごくたまにバラエティー番組や情報番組なんかに出ることもありますし、アニメが好きとかゲームがうまいとか愛犬家なんて素顔が垣間見えることもありますけど、上川さんはかつての映画スターのようにミステリアスな存在とも言えます。ほぼドラマでしか見かけないから、余計に見たくなってしまうのかも。『相棒』シリーズがそろそろかとささやかれる中、“ポスト水谷豊”は上川さんかもしれませんね」(スポーツ紙芸能デスク)
さすがに最近は体形も丸みを帯びてきた印象もあるが、50代後半にしてオジサン臭はゼロ。清潔感をキープし続けているのも、確かにすごい。