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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

「筋肉は裏切っていけない」という境地に 先駆者なかやまきんに君の悩み

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「僕のなかではまだ、筋肉留学は終わってない」(なかやまきんに君/テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」8月29日放送)

 ◇  ◇  ◇

 CM出演本数は17本に上り、いまや若者から絶大な支持を受ける、なかやまきんに君(43)。アンタッチャブル・山崎は彼を「国民的筋肉」と称す。2006年にはアメリカへの「筋肉留学」を敢行した彼が語った野望を今週は取り上げたい。今も世界進出の夢を持ち続けているのだ。

 きんに君は1999年、キングコングや山里亮太らが同期にいた華のNSC大阪22期に入学。当初600人近く生徒がいたため、高校時代から筋トレをしていた彼は、目立つようにと毎日タンクトップを着ていた。

 すると、同期生はもちろん、先輩にまで存在を覚えてもらい、FUJIWARAの2人に声をかけてもらい、イベントに出演。そこで「この男になんていう芸名をつけるか」という大喜利が始まり、原西が「きんに君」と答えると大ウケ(朝日放送「やすとものいたって真剣です」21年8月5日)。それがそのまま芸名になった。

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