香川照之はCM絶望的も、意外に早く復帰? 背景に過去出演作をめぐる“大人の事情”が
■“二次利用”がしにくい
「不定期特番『香川照之の昆虫すごいZ!』の放送を打ち切ったNHKにしても、香川さんは『龍馬伝』など大河ドラマに6作ぐらい出演しています。TBSもNHKも主演作ではないですが、いずれも重要な役どころ。さっさと世間に許してもらわないことには、香川さんが出演しているコンテンツは再放送など“二次利用”がしにくくなるわけです」(テレビ誌ライター)
現在放送中、竹内涼真(29)主演の「六本木クラス」(テレビ朝日系)にしたってそう。香川は準主役のラスボスだ。テレ朝は出演継続を決めたが、バッシングが激しくなれば、この先、宝の持ち腐れにもなりかねない。芸能ライターのエリザベス松本氏がこう言う。
「犯罪行為は論外として、最近はスキャンダルを起こしても、観客がお金を払って見る映画や舞台の出演についてはハードルが下がりつつあります。全部ダメとなると被害が大きすぎるからで、もともと脇役が多い香川さんは、さらに下がるでしょう。脇役といっても、主役を食うほどのインパクトを残せる香川さんを《使いたい》というプロデューサーや監督も大勢いる。さすがに地上波ではしばらく見られなくなるでしょうが、大人の事情も絡んで、意外と早く復帰できるんじゃないかとみる向きは多い」
その方が業界的にも好都合ということか。