著者のコラム一覧
松尾潔音楽プロデューサー

1968年、福岡県出身。早稲田大学卒。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、SMAP、JUJUらを手がける。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で第50回日本レコード大賞「大賞」を受賞。2022年12月、「帰郷」(天童よしみ)で第55回日本作詩大賞受賞。

香川照之氏の生謝罪で「不快」なるワードに感じた危うさ 性加害への認識が古いのではないか

公開日: 更新日:

 4月から毎週月曜朝に福岡のRKBラジオに生出演、音楽や時事ネタについて自由におしゃべりさせてもらっている。今週の放送で一連の「香川照之騒動」について話したら、過去最多の反応があった。ここではさらに煮詰めて語ってみたい。

 実はぼくは20年ほど昔に香川さんと会っている。まだ梨園入りする前で、今ほどの人気も知名度もなかった。だが2002年公開の中国映画「鬼が来た!」での演技は凄まじく、単行本化された同映画の撮影日記にも彼の非凡さはみなぎっていた。当時ぼくが出資していた映画製作会社の作品にも、香川さんはいくつか出演した。どれを見直しても彼の演技はカビ臭さを全く感じさせない。

 その後の快進撃は誰もが知るところで、なかでもTBSドラマ「半沢直樹」で演じた悪役・大和田常務は決定的だった。いま香川照之がこの国を代表する名優のひとりであることは論をまたない。そんな人気俳優が、芸能生活の危機にある。3年前に銀座の高級クラブで行った性加害を報じた新潮砲の余波は、彼の最大の収入源ともいわれる「トヨタイムズ」CM降板におよんだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ