キンプリ3人の脱退は"必然"だった?「成功の方程式」から抜け出せないジャニーズとの決別

公開日: 更新日:

 脱退、退所の本質的な原因は何か。11月4日、ジャニーズ事務所はKing & Prince平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が来年5月にグループを脱退し、事務所を退所すると公式サイトで発表した。平野と岸はファンクラブ会員への動画メッセージで、「海外で活躍できるグループを目指してきた」と話したが、その夢が叶わないと悟ったようだ。

「ひと昔前の成功の方程式にこだわったジャニーズ事務所と世界志向のキンプリが合わなくなったのだと思います。今までのジャニーズのアイドルは国内で1番を目指せば良かった。テレビにたくさん出て名前を売って、CDデビューしたらオリコン1位を取る。そして、自分たちの冠番組をゴールデンタイムで持って、ソロでドラマに主演して高視聴率を取る。この活動を何年も継続していくうちに、国民的グループと呼ばれるようになる。それがSMAPや嵐だった。キンプリ3人の脱退は、ジャニーズの成功の黄金パターンとタレントの目指す方向性が一致しなくなった証拠です。つまり、時代遅れの方程式になってしまった。今回のメンバー3人の脱退劇は、ある意味必然でした」(芸能記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    松坂桃李「御上先生」は連ドラの“勝ちパターン”を外してしまった? 1ケタ陥落で疑われる《失速と中だるみ》

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 異例の「マイナー相手に実戦登板」で見えた首脳陣の痛恨トラウマ

  1. 6

    大河「べらぼう」で横浜流星を食う小芝風花“瀬川”大好評も 迫る「身請け」危機…視聴率ついに1ケタ台突入

  2. 7

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 8

    大阪万博パビリオン建設は“24時間体制”に…元請けの「3月中には完成させろ!」で危惧される突貫工事の過酷労働

  4. 9

    “選挙のプロ”立花孝志まさかの凡ミス赤っ恥…第一声「神戸→船橋」急きょ変更のお粗末

  5. 10

    岡田将生『御上先生』での悪役ぶりが好評 顔面美を生かした怪演で俳優としての地位確立