アイドル“恋愛禁止”は是か非か…AKB岡田奈々の醜聞めぐり向井地美音のツイートが波紋

公開日: 更新日:

かつては“左遷”や“丸刈り”で謝罪も

 かつて「恋愛禁止」は“鉄の掟”とされ、熱愛を報じられた指原莉乃(30)はHKT48に“左遷”となり、峯岸みなみ(30)は丸刈りとなって謝罪したことは周知の通り。アイドルにとって「恋愛禁止」は是か非か。“プロアイドルヲタク”のブレーメン大島氏はこう話す。

「是か非かというより、AKB48に“恋愛禁止のルールはなかった”というのは驚きです。いつから恋愛は解禁され、自覚を持って活動することで本人に任されるようになったのか。しかし、そうであるなら、岡田の行動は、暗黙のルールの下での行動なのであって、その後の人気がどうなろうとそれは“自覚”の問題で、向井地は、かえってコトを大きくしているようにも見えます」

 一方、アイドル評論家の北川昌弘氏はこう話す。

「アイドルがファンとの“疑似恋愛”で成り立っている以上、恋愛を公に認めることはないでしょう。また、20世紀の『テレビアイドル』の時代から、ファンと距離も近いSNS時代の『ライブアイドル』とアイドルの在り方が変わってきた中で、勘違いしてしまうファンに対する意味でも“恋愛禁止”をうたっておくのは必要な部分もある。しかし10代のメンバーならいざしらず、活動を続け、20代後半や30近くになって、いつまでも本気で“恋愛禁止”していたら、おかしいでしょう。そこはやっぱり“自己責任”で自覚を持ってやってよね、というのが自然でしょうね。ただ、グループを引っ張る立場にある岡田に対して、向井地が抱く気持ちも分からなくはない」

 確かに今までもグループを卒業したメンバーが恋愛して結婚するのはごく自然なことだった。ちなみにAKB48以外のグループに目を向けてみれば、最近、日本ハムの宇佐美真吾(29)と結婚した「ももクロ」の高城れに(29)らの例もある。しかし高城はグループとしての活動はそのまま継続するという。

「アイドル」の稼働期間が延び、高齢化も進む中、アイドルの恋愛、そして結婚もアリの時代に突入するのだろうか……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…