仲野大賀が今、引っ張りだこの理由 3作品で主演、NHK「拾われた男」も好評で絶好調
デビュー当時は太賀と名乗っていた
ちなみに、このドラマは兄役の草彅剛、妻役の伊藤沙莉もいい。伊藤はこういうオンナいる、というリアリティーを出させたら一番かも。父親は中野英雄。親の七光といわれるのが嫌でデビュー当時、太賀と名乗っていたというのは有名な話。その反骨精神が仲野の原動力だったのではないだろうか。
2世つながりで成長めざましいのが寛一郎。彼も名字がないが佐藤浩市の息子、三国連太郎の孫だ。佐藤も三国も名乗らないところに太賀と同じにおいを感じる。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演中で公暁を演じている。27日放送「八幡宮の階段」は彼の演技にかかっていると言っていいほどの大役だ。
他にも、今期ドラマで密かに注目しているのは朝ドラ「舞いあがれ!」のヒロイン舞の幼なじみ・望月久留美役の山下美月(乃木坂46)と航空学校の同期・矢野倫子役の山崎紘菜、そして「クロサギ」の井之脇海。いい若手俳優を見つけると、彼らの成長も楽しみになる。