グッチ裕三は旧知の仲 レコードにサインしてあげたら「こんなのゼッテー、売れね~」って

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 グッチ裕三は、ビジーフォーになる前の「いそがしバンド」の頃よりさらに前から知っています。古いんですよ(笑)。

 当時、赤坂のライブハウスで歌っていたのね。アタシもデビューしたばかりの頃です。ステージが終わってグッチが車で帰るところを見つけて、「あ! グッチの車だ! 女の子乗せてるぞ!」。アタシと当時スカラ座で働いていた時の友達とで、ボンネットに体をのっけて、「ね~、どっこ、行っくの~」って暴れてやったの(笑)。グッチは「勘弁してくれよ~」って。何度も恨まれましたよ(笑)。そんな遊びばかりしてましたね。

 その店は日本人バンドは入れない。だから日本人はグッチだけ。あとは外国人ばかり。アフロヘアにして、顔も少し黒く塗っていたと思う。シャネルズが出るずっと前から、そんなふうにして歌ってたんです。

 当時から歌のセンスは抜群、とくにソウルはうまかった。リズム感が体にしみ込んでる感じ。しかも見るたびにうまくなっていくんです。人の見ていないところで随分勉強していたようですね。

 ものまねもそう。ものまね四天王と言われていた頃も、モト冬樹と真剣にものまねのこと考えて研究してるんだけど、外にはその真剣さが映らないの。そこが彼らの凄いところです。一生懸命やってるんだよ、みたいなところが全然見えない。だから面白い。必死にやってるのがわかっちゃうと面白くないでしょ。

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