樹木希林さんの思い出…おしゃれな服を頂戴したと思ったら「名前もあげる」って
最近、やりたいことがあって、ちょうどテレビ番組の企画で、何かに挑戦しませんか? って聞かれ、「スキューバダイビングのライセンスを取りたい!」と言ってしまい……取得中なんだけど……。泳ぎは得意で、昔は「カッパのナオちゃん」なんて言われて。幼い頃は近くの川で素潜りはやっていたんですが、ずーっと水の中が見たいな~とは思っていたんです。深いところまで行きますよ~(笑)。
で、海ではなくて、銭湯の話。デビューから2年くらいたって、全国のレコード店を回るキャンペーンが多かった。その合間にテレビ番組に出演したんです。
ゲストで初めてテレビドラマに出たのは「時間ですよ」でした。伝説の番組ですよね。何回か出ているうちにレギュラーになったんです。最初は近所の不良娘、女風呂で騒ぎを起こす役でした。そういえば、あのシーンでは女性の出演者が裸同然で逃げ回るシーンがあるからその撮影のときだけ、やけに男のスタッフが多かったことを思い出しました。今では考えられない(笑)。
レギュラーになってからは由利徹さんの娘役。出ることが決まったら、田辺社長から「演出の久世光彦さんや樹木希林さん(当時は悠木千帆)は怖いぞ~」って脅かされました。久世さんは厳しかったけれど、樹木希林さんは優しかったですよ。