映画「REVOLUTION+1」足立監督が見せた映画表現者の矜持…完成版に海外メディアは絶賛
盟友・宮台真司氏からのエール
刃物で襲撃された東京都立大教授で社会学者の宮台真司氏(63)は本作の上映イベントでも席を並べる盟友だ。
「来月10日以降イベント上映とか、いっぱいあるから一緒にやろうと電話で向けたら、『ぜひとも。そこから復帰したい』って張り切ってました」と、宮台氏のコメントを紹介していた。
足立氏は故・若松孝二監督の若松プロ時代、パレスチナでゲリラを題材とする映画「赤軍-P.F.L.P世界戦争宣言」を撮った他、日本赤軍に合流し、国際手配された。その後レバノンで逮捕され、3年間の禁錮刑を満了後、日本へ強制送還。以降、今もパスポートを持たせてもらえないのだと最後に紹介された。
「人権侵害。抗議したい」と、外国特派員協会の司会者は訴えていた。
(取材・文=長昭彦/日刊ゲンダイ)