ジャニーズ藤島ジュリー会長の呆れた金銭感覚 お年玉→交際費で経費計上、追徴課税4000万円
■昭和のどんぶり勘定の名残か
「石原プロが毎年正月になると、取材にやってきた芸能マスコミらを並ばせ、ひとりずつ万札の『お年玉』を渡していたのは有名な話。たけしさんも、軍団のほかスタッフに配っていたものです。どれも、昭和のどんぶり勘定の名残ではないでしょうか。雇用契約でもない業務委託が主流となったこともあってか、昨今はとんと聞きませんが」
ジャニーズ事務所事情に詳しい関係者によると、お年玉は東山紀之が有名らしく、かつて近藤真彦からもらって以来、毎年、後輩たちに渡しているのだという。
「国分太一が『もう30年以上、東山さんからお年玉をもらっています』とテレビで明かしたこともあります。また、二宮和也は空中に札束をばらまくスタイルだったと若手の所属タレントが語ったこともある。拾って数えたら、ちゃんと人数分の1万円札だったとか。KinKi Kidsの2人は『えげつない金額になった』などの話をコンサートのステージでしたことがある」そうだ。
お年玉は、いくつになっても、もらえたらうれしいものだろう。だが、それを「親」が交際費として計上した会社経費であったらどうか。ジャニーズでは、アイドルグループ「Sexy Zone」のマリウス葉(22)が年内でジャニーズ事務所を辞め、芸能界からも引退する。ことしは副社長で、故ジャニー喜多川氏の継承者とされた滝沢秀明氏の電撃退社が業界を驚かせた。いまだにその胸中は語られていないが、ポケットマネーであげるべきはずのお年玉を会社の交際費として経費計上するジュリー社長である。ひょっとして、こうした公私混同というより、身内以外にはシビアな金銭感覚にも嫌気していたのかも知れない。