山口智充“大阪のおっちゃん役”で舞いあがる? 朝ドラ「舞いあがれ!」で演技の実力見せつける
《パイロットの夢、どうした?》《いつになったら飛行機で舞いあがるの?》
こうした声が上がっているのが、現在放送中のNHK朝ドラ「舞いあがれ!」。「飛行機が大好きな少女でパイロットを目指す物語」としてスタートしたため、福原遥(24)が演じるヒロイン・岩倉舞が飛行機を操縦し、大空に舞い上がるシーンを視聴者は待ちわびていたようだ。
「東大阪の町工場の再生に力を注ぐヒロインの姿は十分見応えがある。目指すものや夢があっても、思う通りにいかないのが人生。リーマンショックや父の死などいくつかのアクシデントを盛り込みながら、思うようにいかない人生でも踏ん張って生きる様子を、脚本の桑原亮子さんは丁寧に描いていると思います」とは、都内に住むある脚本家。
登場人物の中で、特に東大阪という街の庶民的で人情味あふれる様子に《グッとリアリティーを持たせている》と評判なのが、お好み焼き店「うめづ」の店主・梅津勝を演じる山口智充(53)だ。大阪出身のライター・源祥子氏は「いかにも大阪の町にありそうなお好み焼き屋さん、というあのセットが秀逸。山口さんがお好み焼きを焼く手つきも手馴れているように見え、毎度画面からソースが焦げるいい匂いがしてきそうです。うめづを見ると無性に大阪に帰省したくなるほど。また、梅津のおっちゃんが優しそうで、でもイザというときには頼もしそうで、素敵なんですよねえ」と話す。