TBSの独占状態にテレ朝が「待った!」 火曜夜ドラマ戦争勃発の裏に女性の行動変化
■今年1月期はテレ朝の吉高由里子「星降る夜に」に軍配
「テレ朝が火曜夜の連ドラに恋愛もので舵を切ったのは、複数の調査会社が発表している"コロナ禍以降の若い女性層の在宅率の高さ"だと言われています。週の前半は可能な限り自宅でのんびり過ごし、遊びに出歩くのは週末という習慣が顕著になっているというわけです。局からすれば喉から手が出る程欲しい、購買意欲も高い視聴者層を上手に刺激すれば還元される利益も莫大なものが想定されますからね」(テレビ関係者)
こういったデータを参考にテレビ朝日が今年1月期に仕掛けたのが、来年の大河ドラマ「光る君へ」の脚本家・大石静氏、北村匠海(25)と吉高由里子(34)の「星降る夜に」だった。
「TBSはこれに対抗するようにKing & Prince永瀬廉(24)と広瀬すず(24)の『夕暮れに、手をつなぐ』をオンエアしましたが、『星降る~』の方が0.7%上回る結果になりました。これに動揺したTBSのドラマ班には、上層部から覇権奪還が厳命されたともっぱらです」(芸能プロダクション関係者)