TBSの独占状態にテレ朝が「待った!」 火曜夜ドラマ戦争勃発の裏に女性の行動変化
今年4月期の"春ドラ"は、"キムフク戦争"と呼ばれる木村拓哉(50)と福山雅治(54)の視聴率対決もあり、例年以上の盛り上がりを見せている。もっとも、テレビ関係者が注目するのは、ここ数年の火曜日夜のドラマ事情だ。現在はテレビ朝日が21時台に田中圭(38)と高畑充希(31)の「unknown」を、TBSが22時台にHey! Say! JUMP山田涼介(29)と橋本環奈(24)の「王様に捧ぐ薬指」を放送している。両ドラマの視聴率は僅差で、両局の意地を賭けた視聴率競争はますます過熱していきそうだ。
火曜日夜のドラマ枠は、日本テレビが2009年1月期に廃止、フジテレビが2016年7月期を最後に撤退した後はTBSの独占状態がほぼほぼ続いてきた。この間、星野源(42)と新垣結衣(34)の「逃げるは恥だが役に立つ」(16年10月期)、竹野内豊(52)と綾瀬はるか(38)の「義母と娘のブルース」(18年7月期)、佐藤健(34)と上白石萌音(25)の「恋はつづくよどこまでも」(20年1月期)といったドラマ史上に名を残す名作品を送り出してきた。そして、この6年にも及ぶTBSの独占状態に「待った!」を賭けたのがテレビ朝日だ。