藤井風の新曲がバスケW杯テーマ曲に…よぎる「NHKサッカーW杯ロシア大会」の悪夢
今は藤井風(26)ということなんだろう。8月25日に開幕するバスケットボールW杯を中継する日本テレビとテレビ朝日両局共通のテーマソングが、藤井が書き下ろした「Workin' Hard」に決定と先日報じられ、話題になった。
藤井といえば、一昨年から2年続けてNHK紅白歌合戦にも出場。2020年発売のファーストアルバムに収録されている「死ぬのがいいわ」が昨年夏から、日本、アジアのみならず欧米など世界各国でヒットという、もはやグローバルアーティストだ。
「だから藤井さんの楽曲が選ばれても不思議じゃないんですけど、テーマソングをチラッと聴いた限りでは、18年サッカーW杯ロシア大会の悪夢が蘇ってしまって……」(レコード会社関係者)
当時、NHKがW杯のテーマソングに選んだのが若者に人気のバンド、Suchmos(活動休止中)の「VOLT-AGE」だった。
「いかにも最先端、スタイリッシュなミドルテンポの楽曲で、音楽ファンの評価は非常に高かったのですが、サッカーファンからは《まったくボルテージが上がらない》などと大バッシングが起きてしまったんです。今回の藤井さんの楽曲もやや叙情的というか、それに近いものを感じるんですよ」(前出のレコード会社関係者)