滝沢秀明「TOBE」は芸能界の一大勢力としてジャニーズを脅かす存在に その姿こそ健全なのだ
七夕の7日には元「King&Prince」の平野紫耀・神宮寺勇太の2人も所属を発表。9月退所予定の岸優太の合流も確実。今後も滝沢に近い「Snow Man」などグループから個人活動中の退所者の合流も噂されている。「ジャニーズ2号店」どころか、芸能界の一大勢力としてジャニーズを脅かす存在になる可能性も秘めている。
アイドルビジネスのノウハウを知る滝沢。新人の発掘・育成はジャニー氏から伝授済み。一方、滝沢の退所にともない昨年9月からジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原。プレーイングマネジャーとして育成にも取り組むというが、現段階では滝沢との差は歴然だ。事務所のイメージも、性加害問題で揺れるジャニーズと、夢と希望にあふれる滝沢のTOBEでは……。
「アイドル志望者はジャニーズとTOBEを選択できる。今のジャニーズよりも、可能性を秘めた滝沢を選ぶのは必定だろう。ジャニーズに新人が入らない非常事態にもなりかねない」(芸能プロ幹部)
芸能事務所もワタナベエンターテインメントとホリプロ、吉本興業と松竹芸能など、ライバル会社が競うことで各ジャンルが活発化してきた。アイドル界だけがジャニーズが独占する歪な形になっていた。本来のあるべき姿になっただけの話だが、絶対的な力を持つジャニーズが滝沢の動きにどう対応するかがカギを握る。ジャニーズがとりわけ巧みだったのがメディア操作。ジャニーズに忖度するテレビが退所者を扱わなかった。実際、草彅剛・香取慎吾・稲垣吾郎の3人も最近になってようやく地上波復活がかなった。他の退所者の多くは地上波から姿を消したままだが、当時とは明らかに状況は違う。