石田三成役の中村七之助がNHK大河「どうする家康」を救う?「本能寺の変」続く大きな見せ場
嵐の松本潤(39)が徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」。演出とCGに不満の声が上がり、2桁を切るのは時間の問題とみられていたが、23日放送の第28話「本能寺の変」で、世帯平均視聴率12.7%まで盛り返した(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
この「どうする家康」に間もなく真打ちが登場する。石田三成役で出演する歌舞伎俳優.2代目中村七之助(40)だ。6月15日にNHKが出演を発表すると、直後からネットでは《石田三成には七之助さんがピッタリだと思っていた。期待しています》《七之助の三成に違和感なし!》と、期待の声が高まった。
本作は、誰もが知る歴史上の傑人・徳川家康の生涯を新たな視点で描いている。とりわけ、家康と三成の関係を描いた関ケ原の戦いは、既存のドラマや映画でも戦国乱世最後のクライマックスシーンとして取り上げられている。
「石田三成は豊臣政権の実務を担う沈着冷静で、優れた頭脳の持ち主だが冷酷な人物として描かれることが多かった。今ドラマで、家康が今までのキャラと全く違う人物として描かれているので、三成も全く違う視点で描かれる可能性は高いでしょう。七之助が三成を演じるということで、視聴者の想像はさらに膨らんでいると思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)