「ノキドア」は松村北斗&西畑大吾のW主演が裏目に? 下馬評の高さとは裏腹に不評のワケ

公開日: 更新日:

■ミステリーには物足りない30分の深夜枠

「30分深夜枠で、人気の若手ジャニーズを使って手堅く視聴率を稼ごうという狙いだったと思いますが、ミステリーでしたら1時間枠でしっかり伏線なども回収しつつ、登場人物のキャラも楽しみたいところです。あとは主演2人の台詞回しが、アニメのキャラっぽいとってつけた感じで、推理し、解決に導くポジションの役がハマっていないのが没入感を削ぐ一番の理由と言えるでしょう」(ドラマ制作関係者)

 作品自体は面白いという声もあり、堤監督らしさを感じる全体の構成自体には評価する声もあったため、《ジャニーズによるW主演ではなく、他のキャストだったらまだ評価も変わってきたのではないか?》と見る向きもある。

「堤監督は、嵐初のライブフィルム『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』や嵐主演の映画ピカンチシリーズ、『ぼくらの勇気 未満都市』『Stand Up‼』など、ジャニーズ主演作品を数多く手掛けており、今作のオープニング曲はSixTONES、エンディング曲はなにわ男子、制作にジェイ・ストームの名があり、勝手知ったる堤監督とジャニーズのコラボ作品という印象です。堤監督的には、ジャニーズにはいい顔をしておきたいところだと思いますが、視聴率がどこも明らかにしていないところをみると、数字的にもイマイチなのだと思います」(同)

 唯一今作が話題として上がるのは、8日に文春オンラインにて報じられた西畑の熱愛報道ぐらいという不発ぶり。ジャニーズW主演では、もはや手堅い視聴率は厳しいのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇