「ジャニーズ性加害問題」は村西とおるが35年前に糾弾! 北公次“暴露本”を構成した作家が証言

公開日: 更新日:

 ノンフィクション作家の本橋信宏氏による「僕とジャニーズ」(イースト・プレス)の発売記念トークイベント第1弾が15日、阿佐ケ谷ロフトAで行われ、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の平本淳也代表(57)、石丸志門副代表(55)、メンバーの大島幸広氏(38)、中村一也氏(36)がゲスト出演した。

 本橋氏は今から35年前、元フォーリーブスの北公次(2012年没・享年63)の著書「光GENJIへ 元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」(データハウス/1988年刊)で、本人から話を聞いて代筆する“ゴーストライター”を務めていた。当時32歳。当時は、現在の書籍編集の現場で使われる「構成」や「編集協力」という概念がなく、本橋氏の名前は、奥付にもクレジットされていなかった。

 そのプロデュースをしていたのが、「全裸監督」で有名なAV監督の村西とおるだ。当時、村西監督は、AV女優の梶原恭子と人気絶頂の田原俊彦とのスキャンダルを巡り、ジャニーズ事務所のメリー喜多川氏と揉めに揉め、「ジャニーズ事務所(秘)情報探偵局」なるホットラインも開設していた。

 ジャニー喜多川氏による衝撃的な性加害を糾弾した「光GENJIへ」は一大センセーションを巻き起こし、35万部の大ヒットとなる。本橋氏は観客を前にこう話した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  5. 5

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  1. 6

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  2. 7

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  3. 8

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  4. 9

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も