「どうする家康」松本潤ドギマギ? 茶々・北川景子と阿茶・松本若菜の怪演に視聴者沸く
今週の「どうする家康」は、大阪で茶々(北川景子)が秀吉との子・鶴松を産んで、ますます秀吉(ムロツヨシ)は勢いづき、関東をおさめる北条を攻めることを決める。戦をしないといられない秀吉に対し、和平を主張する家康(松本潤)。秀吉は家康に戦に勝てば北条領を全て与えると言う。
ついに秀吉の大軍が小田原城を包囲。小田原攻めといえば、まるで一夜でできたかのように隠れて城を築き上げた石垣山一夜城が有名だが、城の出来上がりに秀吉はご満悦だ。そこに北川演じる茶々がニッコリと登場し、家康に対して「またお会いでき、うれしゅうございます」と毒気たっぷりに語る。
清楚な母・お市に対してこの娘の妖艶さは、2役とはいえ全くタイプの違う女性を演じている。北川景子本人も、「ラスボスのようなキャラクターなので最期まで暴れ抜いてみたい」と茶々役への思いを語っている。秀吉の死後に豊臣家のボスになる茶々、秀頼の母として仕切っていく北川茶々の姿も見てみたい。
また瀬名・於愛に続く3人目のパートナーとなる阿茶局が初登場。演じる松本若菜は、2020年の「麒麟がくる」で家康の母・於大の方を演じたが、以来2回目の大河ドラマ出演となる。阿茶が登場すると「甲斐武田家の流れをくみ、才覚に秀で、政も手助けするこのお方は、君のご側室のお一人阿茶局でございます」と紹介。武芸をたしなみ、家康が戦に同行させた、才色兼備の側室。初登場シーンでも、家康と本多正信(松山ケンイチ)の密室会議に参加し、家康の戦略に対して意見を述べ異質な側室として描かれている。