「下剋上球児」鈴木亮平はニセ教師…“原作”にない教員免許偽造に視聴者どっちらけ
鈴木亮平(40)が主演を務め、脇を固めるキャストも黒木華(33)、井川遥(47)、小日向文世(69)、小泉孝太郎(45)など強力な布陣で臨む今期のTBS日曜劇場「下剋上球児」だが、どうも雲行きが怪しくなってきた。初回から二桁をキープしてきた世帯平均視聴率だが、10月29放送の第3話で一桁に突入した。
今作は、菊地高弘氏のノンフィクション小説「下剋上球児」(カンゼン)にインスピレーションを受けたところから企画が始動し、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」「最愛」「MIU404」「アンナチュラル」をはじめ、多くの人気ドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督がタッグを組み、脚本は「最愛」の奥寺佐渡子氏が手掛けている。
TBSの人気ドラマを手掛けてきたスタッフが集結したことで、TBSの本気度が垣間見えるが、第2話ラストで主人公・南雲脩司(鈴木亮平)が実は教員免許を持っておらず、さらに高校の教員免許を偽造していたという事実が明かされた。これによって、今作に没入しかかっていた視聴者のリアクションが変わり始めた。