同じバケモンでも… シザーハンズと異なった野生爆弾くっきー!の芸人人生
「虫にも優しい。ナウシカ以上に」
(飯尾和樹/テレビ朝日系「アメトーーク!」11月9日放送)
◇ ◇ ◇
野性爆弾のくっきー!(47)とずんの飯尾和樹(54)の2人は芸風が全く異なるものの、意外にも仲がいい。飯尾は自分の事務所には「こんなバケモンいない」と彼に興味を持ち、付き合っていくうちに人間的な優しさにも引かれていったという。
そのくっきー!の優しさを、ひっくり返った虫を戻してあげることを例に出し、飯尾が表現した一言が今週の言葉だ。くっきー!がよく自作の瓶詰の“脳みそ”を、収録後に楽屋で丁寧に洗い、水が跳ねたところもきちょうめんに拭いているのを見て、飯尾はその繊細さにキュンとしたという。
今や独特の色合いと世界観を持つ絵や造形物を生むアーティストとしても人気のくっきー!。しかし、最初から評価されていたわけではない。活動の拠点を東京に移してすぐくらいの頃、ある番組で共演した大物女優のイラストをくっきー流で描いた。それを披露した瞬間、とんでもない空気になったという。「ブチギレてはったな。怖かったぁ」(テレビ朝日系「有吉クイズ」2023年11月5日)と振り返るほど。