有吉弘行はいまや「令和のテレビ王」 今年は紅白初司会、人気高止まりで無双状態は越年確実
有吉弘行(49)が高止まりをキープしている。大みそかの「第74回紅白歌合戦」で、初めて司会を務めるのは既報の通り。2年連続の紅白で、昨年は純烈、ダチョウ倶楽部と猿岩石時代にリリースしたミリオンヒットソング「白い雲のように」を合唱した。同年5月、若手時代から面倒を見てもらっていた上島竜兵(享年61)が急逝したため、ダチョウ倶楽部の抜けた穴を笑顔で埋めたのだ。
このような義理堅い性格や高いタレント性が買われて、昨年は冠番組が全局・全曜日を制する偉業を達成した。日曜日はテレビ東京系「有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?」。月曜日は日本テレビ系「有吉ゼミ」。火曜日はテレビ朝日系「有吉クイズ」。水曜日は日テレ系「有吉の壁」。木曜日はTBS系「櫻井・有吉 THE夜会」。金曜日はテレ朝系「マツコ&有吉 かりそめ天国」。土曜日はNHK総合「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」。隔週土曜日には、フジテレビ系で「有吉くんの正直さんぽ」が放送されている。
“令和のテレビ王”となった有吉だが、紅白より前に音楽業界にも進出していた。今年7月と11月にテレ東系で「有吉ミュージックフェス」が放送。自身初の冠音楽番組の総合MCだった。コンセプトは「全世代型音楽バラエティー」で、進行役は霜降り明星・粗品(30)。テレ東らしく、7月は「トラック運転手に聞いた!長時間運転のときにカセットテープが擦り切れるまで聞いた青春ソング」、11月は「実家が極貧だった芸能人の貧乏生活を支えてくれた応援ソング」と、エッジのきいた企画がラインアップ。“応援ソング”では、幼少期が貧乏だったタレントがVTR出演。悲しくも面白い実話の数々に、Xやネットニュースが沸いた。