五街道雲助「人間国宝の立場となると、単純に喜んでいられません」

1981年、雲助が真打ち昇進した当時は、師匠の馬生も元気で、披露口上を述べてくれた。
「その翌年、がんになっちゃった。食道がんが咽頭に転移して、声帯の除去手術をすれば延命できたんですが、『噺家がしゃべれないんじゃ』と拒絶して、亡くなりました。享年54ですから早すぎましたね…
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