フジ「大奥」は小芝風花の魅力半減で大苦戦…元社会部“警視庁担当”敏腕Pの大胆アレンジがアダ
19年ぶりに連続ドラマとして復活した「大奥」(フジテレビ系)が苦戦している。第2話の関東地区の世帯平均視聴率は4%台で、第1話の6%台から下落した。同ドラマは、2003年に第1シリーズが放送され、以降3回にわたって制作されてきた。
「豪華絢爛な舞台と衣装、そして、女の園のドロドロとした愛憎劇をポップな感覚で演出した『大奥』は女性視聴者に大ウケで、3シリーズともに平均視聴率は15%前後と大ヒットしました。今作は、安永秀樹プロデューサーの『どうしても大奥を復活させたい』という強い希望が叶う形で制作が決まったそうです」(フジテレビ関係者)
安永氏はドラマプロデューサーになる前は社会部記者として警視庁捜査一課などを担当した異色の経歴の持ち主。2010年にTBSからフジにヘッドハンティングされた超敏腕で、2017年の企画・プロデュースした特別ドラマ「衝撃スクープSP 30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~」は大反響を呼んだ。
■「大奥」特有の歴史的解釈やほとんど見えてこない現代劇