資産は数億円とも…執行猶予中ガーシーの“逃げ得”を許してはならない
複数の芸能人への常習的脅迫、暴力行為等処罰法違反などの罪に問われた元参院議員の「ガーシー」こと東谷義和被告(52)に先週、懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡された。
ガーシーは2022年、ユーチューブに暴露動画をアップロードして俳優や事業家らを脅迫、23年には俳優2人に対して告訴状を取り下げさせようとしてさらに脅迫したとされる。
判決によると、初犯であることや被害弁償金を弁済供託している点などを考慮して、執行猶予付きの判決になったという。ただ、5年というのは執行猶予の中では最長。ガーシー側は裁判で執行猶予を得ることが目標だったとされていて、控訴する意思はなく、また検察側も控訴する動きを見せていないため、このまま判決が確定する見込みだ。あの暴露動画の勇ましさはみじんもない。
複数のマスコミ報道によれば、ガーシーは判決確定後、できるだけ早くUAEのドバイに向かうつもりだという。ドバイでは有力な人脈を築いているので、協力者と一緒に飲食業などの事業を展開する気でいるらしい。その原資となる暴露動画で稼いだ収益は1億数千万円とされ、有料オンラインサロンや著書の印税収入、議員歳費や期末手当も含めれば数億円の可能性もある。