淘汰進む芸能プロの未来は…2023年は「倒産12件、前年の3倍、過去5年で最多」の惨状
「業界では名の通った芸能プロであっても、企画力もなく、出演料をピンハネするだけのようなプロダクションは淘汰されていく過渡期でしょう。過去の実績と名前で仕事の取れる大御所タレントに新人マネジャーをつけたりして揉めるケースもよく聞きます。所属させているだけで何の営業もせず、飼い殺し状態に不満を持つタレントは多い」
それでギャラの3~5割を持っていかれるのであれば、独立し個人でやったほうがマシと名のあるタレントなら思うだろう。もっともタレントといっても、芸能界だけでは食べていけず、副業をする者、引退して別のキャリアを模索する者と多様化している。かつての「ザ・芸能界」こそが淘汰されている過程なのかもしれない。