米倉涼子「劇場版ドクターX」配給の複雑事情と健康不安…なぜ“テレ朝系”東映でなく東宝なのか
“映画でも、私、失敗しないので。”
初の映画化が決まったのが、米倉涼子(48)主演の人気ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)。
12月6日公開の「劇場版ドクターX」は、テレビ朝日開局65周年記念と銘打ち、中園ミホ氏が脚本、テレ朝の田村直己氏が監督というドラマと同様の布陣。早速、プロモーションがスタートしているが、劇場版の配給元について疑問の声があがっているというのだ。
「そもそもドクターXは、米倉の〝育ての親〟であるオスカープロモーションの古賀誠一会長が企画したもの。企画権はオスカーにありましたが、米倉が独立後、テレ朝との良好な関係を維持するため、オスカーは企画権を放棄したといいます。しかし、ふたを開けると、劇場版の配給は、テレ朝と関係の深い東映ではなく東宝で決まった。これは古賀会長にとって寝耳に水だったようです」(ドラマ関係者)
テレ朝は東映の筆頭株主で、東映もテレ朝HDの第2位の株主。両社はドラマやアニメなど、IPビジネスで関係を強化している間柄だ。同局の人気ドラマシリーズ「相棒」や「科捜研の女」の劇場版は配給元が東映であるため、ドクターXも東映が配給するものと思われた。