中丸雄一はアパ密会で休業、深夜に不倫ドラマ4本…コンプラ厳しいテレビ界が抱える矛盾
世の中、不倫=悪で、発覚しようものなら袋叩きで一発退場、社会的にも抹殺されてしまう勢いなのに、深夜のドラマには不倫があふれ大変なことになっている。
最も話題なのは松本まりか主演「夫の家庭を壊すまで」(テレビ東京系)。夫の家庭を壊す? なんとも不思議な日本語だが、要は夫が妻に内緒でもうひとつの家庭を持っていて、そのことに気付いた妻が長年だまされていたことに気づき、復讐する話だ。
高校時代から付き合っていた人と結婚し、子供も生まれ、幸せな家庭を築けると思っていた妻が一転、夫の裏切りを知る。
復讐を決意するまでの松本の豹変ぶりが怖い。怖すぎてホラーかと思うほど。
今期はただの不倫ドラマというだけでなく「夫の家庭を──」をはじめ不倫+復讐がセットになっているものが多い。
■吉谷彩子「どうか私より~」は寝取られもの
「どうか私より不幸でいて下さい」(日本テレビ系)は「ビズリーチ」の吉谷彩子が元SUPER☆GiRLSの浅川梨奈演じる妹に夫を寝取られるところから始まる。この妹は姉への対抗心が強く、姉の幸せを壊すのが生きがいで、義兄を略奪するドロドロ系だ。
妊娠した姉を階段から突き落として流産させて、さらに自分も妊娠、姉夫婦を離婚させ、まんまと義兄と結婚した。
姉妹のバトルがメインなので、間にいる夫は間抜けもいいところ。こちらも妹に言い寄られ、若い娘と楽しんでいたらドえらい修羅場が待っているという教訓あり。