著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

永山絢斗は執行猶予期間中の"見切り発車"でも 「東リベ」「コールドケース」続編に現実味

公開日: 更新日:

 そのピエール瀧について取材を進めていけば、関係者から「類まれな彼の才能を埋没させるわけにはいかない。彼以外のキャスティングは考えられないと思わせる魅力がある」という声が聞こえて来るが、永山の周辺でも同じような意見が聞かれる。17年間も世話になった事務所を執行猶予期間中に辞めて"見切り発車"しても十分にやっていける自信が永山にはあったのだろう。

 具体的な作品でいえばシーズン3まで続いている『コールドケース~真実の扉~』(WOWOW)。主演の吉田羊にとってバディの永山は欠かせない存在となっており、既にシーズン4製作の情報も流れている。また商業的に当たり役といえるのは、シリーズ3作品で興行収入の合計が約95億5000万円という『東京リベンジャーズ』(ワーナー・ブラザース)で、こちらも待望論が尽きない。さらに永山の追い風になっているのが綾野剛(42)の成功だ。

■綾野剛の最新作『地面師たち』は6週連続でテレビ部門視聴ランキング第1位

 綾野は2022年6月期の『オールドルーキー』(TBS系)オンエア直前に、私生活に関して、暴露系YouTuberから激しい攻撃を受けた。少し前ならおかしな噂が立った芸能人は、真偽を問わず露出が激減したものだが、綾野でいえば、豊川悦司(62)とダブル主演を務める最新作の『地面師たち』(Netflix)が6週連続テレビ部門視聴ランキング第1位をキープしている。"すねに傷持つ"役者たちは、地上波で敬遠されても、逆に世界中に視聴者を持つ配信や劇場版で十分活躍の余地を残す時代になった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  3. 3

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  4. 4

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 5

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ